《魔導老士 エアミット/Hermit of Prophecy》 †
効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1200/守 700
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
「魔導書」と名のついた魔法カードが発動する度に、
このカードのレベルは2つ上がり、攻撃力は300ポイントアップする。
ABYSS RISINGで登場した地属性・魔法使い族の下級モンスター。
魔導書が発動するたびにレベル・攻撃力が上がる永続効果を持つ。
魔導書1枚を発動すればレベル5・攻撃力1500、2枚でレベル7・攻撃力1800となるのだが、何をするにも中途半端感が漂う。
エクシーズ素材要員として考えた場合、《ガガガマジシャン》や《魔導戦士 フォルス》のほぼ下位互換。
シンクロ素材として考えると、《太陽の神官》・《THE トリッキー》・《簡易融合》・《魔導法士 ジュノン》等の特殊召喚できるカードの方が便利。
アタッカーにするには効率が悪く、《魔導召喚士 テンペル》なら魔導書1枚でより高い攻撃力の上級モンスターをリクルートできてしまう。
これらと差別化を図れる点としては、《魔導術士 ラパンデ》でサーチが可能である点。
《THE トリッキー》・《ワン・フォー・ワン》のコストで《魔導術士 ラパンデ》を捨ててこのカードをサーチすれば、スムーズにエクシーズ召喚・シンクロ召喚に繋ぐ事ができる。
ただ、【魔導書】では主に《魔導書士 バテル》に召喚権を回したい点、魔導書ありきのコンボカードであり単体性能が低い点などはいかんともしがたい。
いずれにせよ専用のデッキ構築を必要としてしまい、【魔導書】のパーツとしては活用しにくいのが現状である。
- 名前の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Hermit(隠者)」のフランス語での呼び名「L'Ermite」だろう。
カード番号は9、正位置では「経験則、高尚な助言、秘匿、思慮深い」、逆位置では「閉鎖性、陰湿、誤解、邪推」などを意味するカードである。
- タロットカードでは、杖とカンテラを携えた老人が描かれる。
OCGのこのカードはカンテラこそ持っていないが、身体の向きや杖を携えている点、長い髭をたくわえた老人である点など共通点は多い。
- 隠者とは一般社会と縁を切って隠遁生活を送っている人物を指す言葉である。
ヨーロッパ諸言語で「隠者」を意味する言葉の語源をたどると「砂漠」「人里離れた」などの意味を持つ言葉にたどり着く。
元々は単に他人と関わらない・社会生活に参加しない人物というだけではなく、主として宗教的な背景を伴い、一種の禁欲修業などを行う人物を指した。
関連カード †
―《魔導老士 エアミット》の姿が見られるカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果の分類は何ですか?
A:永続効果で、魔導書と名のついた魔法カードの効果処理が終了した時点でこのカードの効果が適用されます。(12/07/23)
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